魔法のじゅうたん

くるり( Quruli ) 魔法のじゅうたん專輯

1.魔法のじゅうたん

作詞:岸田繁
作曲:岸田繁

君のこと澤山 知ってるつもりだったな
だけど こんなにも分からなくなるなんて
素敵な時間も ありふれた朝も
今日は青空だけどさみしいなんて
僕のこと澤山 話せば話すほど
なぜか こんなにも分からなくなるなんて
強い向かい風が頰をかすめる
君のにおいを感じればいい

僕らはこんなにも澤山の
夢見がちだった風景を變える
これからのことだろう

目に見えるものすべてが
耳に余るものすべてが
遠くなっても 離れないで
出會ったことが全てだったんだ


泣かないでピ一ナッツ
クリ一ムになったピ一ナッツ
パンと バタ一ナイフで塗って食べよう
それゆけピアノ 青空に乘って
季節外れの冷たい風が吹いても

髮を下ろしても 笑顏が搖れてる
僕はここで待っているからさ

東からの風は絨毯のように
生まれた街へ飛んでった
それでもまだ 飛び足りなかったようだった
そして僕は君を絨毯で
まだ見ぬ世界へと連れてゆく
遠くなっても近くにいるようなんだ
心はひとつになったんだ
パンとピ一ナツクリ一ム頰張って
どこへ行けども思い出せるならば
愛し合うことの寂しさと
思いやることのぬくもりを
ここに置いておけばいいんだ
夢見たように飛んでゆけるから